施設からの声

施設からともに働く皆さんへぜひ届けたい声です!

★ 何はともあれお伝えしたいこと!

無症状者で感染する。有症状を警戒するのは当然ですが、それだけでは間に合いません。
人との接触を無くすことができれば良いのですが我々の仕事はそういうわけにいきません。
基本、一人一人が手洗い・消毒・マスクを徹底し自己防衛するしかありません。
(デイケアご利用者様25名、スタッフ7名のクラスターでしたが、有症状でご利用されていた方はゼロにも関わらずです。)

今回、厚労省のクラスター班の専門家と情報を共有し感染ルートの分析をして頂きました。
我々の事業は、いつ、誰がどのような状態で利用されたかのデータがすべて残っています。その日のバイタル、席表、送迎車の座席、リハビリの内容などすべての行動も把握できています。
その結果、絶対的な感染パターンは特定できませんでしたが、
 ①食席で、同テーブルで、向かい同士での感染事例があったこと
 ②同じ車の送迎で感染事例があったこと
それ以外はほとんど複数が感染した状況は確認できませんでした。
つまり、飛沫のウイルスが何かに付着してそれを通して広がったのではないかと思います。
それと、入所フロアのご利用者様とスタッフ合わせて150名程は全員陰性であったということです。
2/22より面会制限をして標準予防策を徹底すれば感染は広がりません。
さらに、2人のデイケアご利用者様が住んでおられるサ高住でも、陽性であったにも関わらず、
スタッフや訪問ヘルパーなど15名ほどの濃厚接触者は全員陰性であったのです。
つまり、濃厚接触が感染しやすいのではなく、標準予防策の徹底により感染が防げたのです。
デイケアのほうが、介助も軽く濃厚介助の方はごく一部です。やはり外との接触が最もリスキーなのが想定できます。もちろん新たな感染防止対策(別紙参照)も多々講じましたが、手洗い・手指消毒・マスクが基本と考えます。それと何より残念なのですが、これだけのダメージを追っても新たな感染リスクは消えていないと言う事実です。コロナの脅威には、皆で乗り越える連携がないと崩壊してしまう可能性も否定できません。

★ それぞれへの対応、PCR検査、連携!
★ 一連の経験を通して感じたこと!
★ 感染防止対策!
★ 再開後の新対策